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さらに12月には「PEACEFUL JOURNEY vol.3」が開催され、トークショーに加え、抽選で各ショップからのクリスマスギフトもプレゼントされた。
小木「3回目となると、メディアにも取り上げられるようになり知名度はアップしました」
土井地「確かに、多くの人に知ってもらえるようになったよね」
迫村「トークショーには、小木さんに憧れている学生など、より若い人たちが増えたように感じました。ファッションに興味のある若い人が集まれる場所があること、繋がりを持てる場所ができつつあることは、すごくいい流れだと思います」
来る8月8日には「PEACEFUL JOURNEY vol.4」の開催が決定。そして今回から、既存の3ショップに加えて、ベイクルーズも仲間入りをするという。
土井地「新丸ビルには丸の内ハウス以外にもさまざまなフロアがあり、ハウスだけでも顔の異なるレストランやバーが集まっているので、「PJ」自体のコンテンツを増やすというよりも、シンプルに楽しめる空間を作りたいと考えています。意外とありそうでない“オシャレをして出掛ける場所”になればいいですよね」
ファッションナイトとして誕生した「PEACEFUL JOURNEY」は、回を重ねるに連れて“オシャレをして遊びに行く場所”としての地位を築き始めてきた。初の夏開催ということもあり、テラスでのイベントも計画中だという「PEACEFUL JOURNEY vol.4」が直前に迫った今、改めて3人にその楽しみ方を伺った
土井地「趣味を持たない、遊びに行かないなど、世の中的にはオン・オフがなくなってきていますが、この街にはオン・オフをすごく感じますし、丸の内ハウスはそれを感じることができる場所だと思います。ちょっとオシャレをして出掛けるイベントに、そして、楽しさや出会いが提供できる社交場のようなイベントにしていきたいですね」
迫村「そう、いろいろな人の出会いの場にしていきたいです。ファッション関係者だけに限らず、スーツを着たサラリーマンの方々に楽しいんで欲しいですし、様々なジャンルの方々が繋がることで、皆さんの仕事や趣味が広がっていけば嬉しいですね」
小木「まずは皆さんに楽しんでもらいたいですね。ファッション関係者はもちろん、普段丸の内で働いているようなビジネスパーソンの方々にも楽しんでもらいたいです。と同時に、実は丸の内ハウスにはカルチャー的な要素がたくさんあるので、その両立も目指して行きたいですね。あとはショップスタッフが主役になれるようなことも仕掛けていきたいです。ファッションとアートなどのカルチャーの融合はセレクトショップの目指す方向の一つでもあるので、自分たちも「PJ」を参考にしながら、ファッションシーン全体を盛り上げてたいですね」
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小木“POGGY”基史
1976年生まれ。ユナイテッドアローズのプレスを経て、リカー、ウーマン&ティアーズを2006年にオープン。現在、ユナイテッドアローズ のバイヤー兼ユナイテッドアローズ&サンズのディレクターを務める。
土井地 博
1977年生まれ。ビームスでPRを12年担当し、現在はグループの宣伝・販促の統括ディレクターに就任。その他、マーケティング戦略や経営企画、新規事情案件などを担当。
迫村 岳
1978年生まれ。アダム エ ロペの販売員&店長を経て、HOMEのディレクター兼バイヤーに就任。アダム エ ロペ メンズだけでなく、ビオトープやワイルド ライフ テーラーのバイイングも担当。
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