オープン時から丸の内ハウスのマネージャーの玉田泉さんはハウスの隅の隅まで知り尽くす、丸の内ハウスの顔。
今夜も私サカキが玉田さんと一緒に飲み歩きます。
サカキ:玉田さん、今日はエプロンで「宇治茶マルシェ」のお手伝いですか?
玉 田:一週間開催していた「お茶の京都」が今日で最終日。この抹茶のバームクーヘンおいしいから食べてみて。
サカキ:お茶の味が濃いですね。
玉 田:水出しのお茶も飲んで。
サカキ:やや、これは美味しい。甘みがあるのですね。これは普通のお茶とは違うのですか?
玉 田:前の晩に1リットルの水に10〜20g宇治の茶葉を入れただけで、次の日には美味しい水出し茶の完成。とっても簡単よ。
サカキ:お手軽でこれからの夏の季節にいいですね。早速やってみよっと。
玉 田:今回は日本の文化の一つでもあるお茶を知ってもらいたくて「お茶の京都」を丸の内ハウスで開催したのだけど、メニューをつくるにあたって、各店舗の店長さんがみんな講習を受けて「宇治茶ムリエ」の資格をとったの。
サカキ:宇治茶ムリエですか?
玉 田:そう、ソムリエみたいなもので、宇治茶ムリエとは京都府が宇治茶を広めるために、宇治茶の作法と歴史を学ぶ講座を設け、習得した人を認定しているものなの。私も取ったの。宇治のお茶の入れ方をマスターしたので、今度美味しいお茶をいれてあげるね。
サカキ:ぜひぜひお願いします。
玉 田:お茶は世界的にも注目されていて、外国人も興味津々。期間中はどの店舗でも宇治茶が飲めるようにしたのだけれど、多くの人が楽しんで、ペットボトルのお茶とは全然違うという感想も多かったって。
サカキ:全く別物ですね。ソバキチの焼酎の宇治煎茶割なんて、定番メニューにして欲しいくらい。
玉 田:そうそう、ソバキチは蕎麦も変わったって気がついた?10周年を機にお蕎麦をお店でうてるように改装したんだって。うち立て、茹でたてのお蕎麦。しかも今回は宇治抹茶を入れて。
サカキ:色が濃いだけでなく、お茶の風味がいいですね。さすが打ち立ては違いますね。
玉 田:玉露にはアミノ酸も入っていて、ダシの役割もはたせるので、沢村の信玄鶏胸肉のロティは、お茶風味のマスタードソースでさらなる旨味が加わっている。添えてあるお茶塩の風味もとても良いの。
サカキ:お茶がこんなに甘くて味があるなんて知りませんでした。
玉 田:しかもビタミン豊富なので身体にいいし。また、お茶関係者の方の話によるとお茶はダイエットにもいいとか。その方は毎年この時期が新茶のシーズンなのでかなりの量のお茶を試飲するらしいんだけど、この時期にきまって痩せるんですって。
サカキ:それはいいことを聞きました。身体の健康とダイエットのために焼酎の宇治煎茶割をもう一杯ください!お茶と焼酎ダブルで!
(料理は今回のイベント期間特別メニューの為、終了しています)