オープン時から丸の内ハウスのマネージャーの玉田泉さんはハウスの隅の隅まで知り尽くす、丸の内ハウスの顔。 今夜も私サカキが玉田さんと一緒に飲み歩きます。
サカキ:あれ、玉田さん。もうmus mus で飲んでるんですか?
玉 田:さっきまで京都府庁のえらい方がちょっと寄ってくれて、飲んでたのよ。
サカキ:もう帰られたのですか?
玉 田:別件で東京出張されていて、新幹線の時間まで一緒に飲んでたの。
サカキ:丸の内ハウスは東京駅まですぐだから最終(21:20 発 新大阪行のぞみ)まで飲めますしね。
玉 田:そう、だから出張のついでにいろいろな人が寄ってくれるのよ。さて、まずは旬野菜の「ザル蒸し」からいきましょう。mus musの定番よ。食べてみて。
サカキ:野菜って美味しいのですね。シンプルに塩やオリーブオイルだけで十分の味わいですね。お酒のおつまみにも最適。
玉 田:蒸し料理はシンプルな料理方法でごまかしがきかないから、素材が本当に美味しくないと難しいのよ。
サカキ:彩りもきれいですね。見るのが初めての野菜も多いなぁ。
玉 田:紫大根に、黄金ニンジン、紫ニンジン、赤ニンジン、ヤーコン、ブロッコリー。個人生産者から直接送られてくるのよ。
サカキ:あの日本地図(厨房の上の黒板)がそれぞれの生産者の方の場所なのですね。全国いろんな場所とつながっているのですね。
玉 田:そうなの。全国の個人生産者の方から直接食材を仕入れているのよ。mus mus には「蒸す」という意味と、一生懸命につくっている地方の生産者 の方と消費者を「結ぶ」という意味があるの。
サカキ:それでmus mus にはよく地方の生産者の方や酒蔵の方がいるのですね。
玉 田:次は「豚のぶどう山椒蒸し」。山形の豚と和歌山のぶどう山椒の組合せがいいわよ。
サカキ:山椒がピリってきいて、とても風味があります。しかも野菜たっぷりだから外食続きのボクとしてはうれしいなぁ。
玉 田:mus mus は、ふるさとの家庭料理をテーマとした食堂をめざしてるのよ。気楽に食べたり、飲んだりできて、しかも体にいいものを。
サカキ:それでmus mus にいるとほっと落ち着くのですね。帰るのやめて、もう一杯もらおうかなぁ。
(季節によってメニューが変わる場合があります)
野菜本来の美味しさ・自然の甘さが感じられる一品。軽くオリーブオイルやお塩をつけて日本酒にあわせるだけで、大地の恵みを享受できる幸せを感じられます。
蒸し料理レストラン mus mus TEL 03-5218-5200
【営業時間】
月~土 11:00~28:00 (L.O. 27:00)
日祝連休最終日:11:00~23:00 (L.O. 22:00) 無休(但し、1/1及び法定点検日は除く)