Text_Yasuyuki Ouchi
今回のゲストは、モデル兼DJとして活躍するDJ HICOさん。2007年の丸の内ハウスオープニングパーティーでは、『VOICE』にもご出演いただいたテイ・トウワさんとともにDJとして参加。その後も、丸の内ハウスで開催される数多のイベントにもDJ出演。今年で7周年を迎えた丸の内ハウスをオープン当初から見続けてくれたひとりである。
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「私にとっての丸の内は、やっぱり東京駅の印象が強くて“遊び場”のイメージが全然なかったので、初めて丸の内ハウスを見たときは、凄いところが出来たなって」
これまでは、東京駅を利用した電車の乗り換えやモデルとして撮影で訪れるくらいだった丸の内。DJ HICOさんは7年前に誕生した丸の内ハウスが異空間に感じたという。
「これまでに見たことのないレストランゾーンですよね。食事だけでなくDJもできる空間というのはあまりなかったのでとにかく新鮮でした」
クラブだけにとどまらず、Louis VuittoやTiffany & Co.といったトップメゾンのパーティでもDJとして活躍。ここ丸の内ハウスでプレイするときに心掛けていることはあるのだろうか。
「丸の内ハウスは、私の一番得意なジャンルで実際にプレイすることも多い、ラウンジやレセプションパーティでのDJスタイルを惜しみなく発揮できる場所だなと思います。無理にテクノでアゲることもなく、食事を楽しんでいるお客さまにも喜んでもらえるラウンジ感がすごくハマる場所ですよね。私もそういった音が大好きなのでプレイもやりやすいです」
プライベートでも、丸の内ハウスをはじめ、丸の内に遊びにくることも多いとか。
「そうですね。ハウスの中では「mus mus」に呼ばれることが多いかな。あとは友だちと「SO TIRED」で食事をしたり、「沢村」でお酒を飲んだりしたこともあります。最近は丸の内ハウスはもちろん、他のカフェなど丸の内で開催させるパーティに誘われることも多く、音楽と飲食で街全体が盛り上がっている印象ですね」