オープン時から丸の内ハウスのマネージャーの玉田泉さんはハウスの隅の隅まで知り尽くす、丸の内ハウスの顔。
今夜も私サカキが玉田さんと一緒に飲み歩きます。
玉 田:パン、ビール、カステラ、タバコが初めて日本に来た場所って知ってる?
サカキ:長崎の出島ですか?
玉 田:出島ではなく、日本で最初の国際貿易港だった長崎の平戸がスタートなんだよ。1609年にオランダ商館が初めて平戸につくられて、イギリスの商館もでき、1941年に長崎の出島にオランダ商館が移転するまでの間、平戸が海外貿易の拠点だった。
サカキ:平戸はかなりハイカラな街だったんですね。
黒 瀬:そうなんです。出島に移転するまでの平戸は「西の都」と呼ばれるほど栄華を誇っていたんです。
玉 田:こんにちは、黒瀬さん。黒瀬さんは長崎県平戸市の職員なんですが、実はスゴい人なんです。2014年度に平戸をふるさと納税で日本一にしたんです。初めて担当した2012年度が107万円だったのを2014年度には一気に14億円も集めたんだよね。
サカキ:ええっ、2年間で1300倍ですか!
黒 瀬:平戸では400年ぶりのバブルだと話題になりました(笑)。テレビや雑誌、新聞などいろんなメディアに取り上げられ一躍平戸が話題になったんです。
サカキ:いったいどうやって日本一になったのですか?
黒 瀬:一番効果があったのが、全国で初めてカタログポイント制を採用したことです。寄附金額に応じてポイントを付与し、カタログの中から様々なお礼の品をお好きな時に選べるようにしたことが話題になりました。お礼の品もバリエーション豊富にし、配達指定を受けれるようにしたり、定期便などもご用意することで寄附者の皆さんに喜んでいただけるような仕組みにしたんです。
玉 田:そういう地道な取組みが大切なんだね。
黒 瀬:ふるさと納税をきっかけにして平戸を知ってもらい、お申込みやお問合せをしていただけると、お客さまと平戸がつながっているような気がするんです。だからお客さまにできるだけちゃんと対応して、平戸のファンになってもらいたいなぁと思っています。
サカキ:すばらしいですね。ちなみに、日本一になったらやっぱりボーナスとか出たのですか?
黒 瀬:3,000円の図書カードと表彰でした。個人で表彰されたのは平戸市初のことだったので嬉しかったですね。
玉 田:ふるさと納税の特典で一番人気は?
黒 瀬:干物と平戸牛は特に人気ですね。平戸牛は足りなくなるくらい。またウナギ(時期未定)もあるのですが、これはふるさと納税の特典か、平戸での直売でしか入手できないのです。今回せっかくの機会なので、2017年1月末までに平戸にふるさと納税をしていただくとポイントを5%アップの特典をご用意しました。メッセージ欄に「dish talkを見た」と書いて下さい。
サカキ:うれしいですね。さっきの平戸島豚も美味しかったし、平戸牛もいいなぁ、お菓子も美味しいし…。
玉 田:お酒もおいしいよ。
サカキ:ああ、選べない!
FIRAND 1609 〜400年前の平戸からはじまった日蘭交流〜
2016年12月5日〜16日(終了しました)
2017年1月末までに平戸市のふるさと納税を行うとポイントが5%アップ。メッセージ欄に「dish talk」を見たとご記入下さい。
平戸市のふるさと納税のHPはこちら https://furusato-hirado.jp/