オープン時から丸の内ハウスのマネージャーの玉田泉さんはハウスの隅の隅まで知り尽くす、丸の内ハウスの顔。
今日も私サカキが玉田さんと一緒に飲み歩きます。
玉 田:今日は「場と間」をやっている馬場さん。
サカキ:「場と間」って何ですか?
玉 田:展示会イベントを中心にいろいろな業界や地域が関連した企画を場を通して発信していく活動で、年に2回の展示会イベントをやっているの。私も前に行ったけど、いろいろな面白い人が集まってきて、見てるだけでもワクワクするようなものや展示があってすごく刺激的。その馬場さんと話をしているとホント面白い。
馬 場:こんばんは。久しぶりですね。
玉 田:馬場さんとも長いですね。ちょうどハウスがオープンした頃に初めてお会いして。そういえば年末にヨーロッパに行ってたんだって?
馬 場:そうなんです。場と間でクリスマス企画をやっていて、本場のヨーロッパのクリスマスがどういうものか見に行きたくて。
サカキ:ヨーロッパのどのあたりに行かれたのですか?
馬 場:パリから入って、チューリッヒ、モントル、ローザンヌ、ジュネーブ、ベルリン、そしてクラクフ。12日間で7都市見てきました。それぞれ特徴があって、刺激を受けました。
玉 田:そもそもなぜクリスマスなの?
馬 場:最近日本でクリスマスとかすごいじゃないですか。華やかで。でもなんだか日本中どこでもテクノロジー先行という印象なんですよね。もっと人っぽさとか、温かさがあるクリスマスがいいなぁと思って。でも、クリスマスの企画って直前にやっても間に合わないんです。いいなぁと思う商品を発注したり、ディスプレイのグッズを制作したりとかの期間を考えると5月にクリスマスの展示会を行うとちょうどクリスマス時期に間に合うのです。
サカキ:だから5月にクリスマスなのですね。
玉 田:ほんと、温かいクリスマスっていいなぁ。
馬 場:去年も本番のクリスマス時期に展示やイベントをいくつか手がけていて、場所はまだ言えないのですが、今年もそんなクリスマスやりますよ。
玉 田:楽しみー。それでヨーロッパのクリスマスはどうだった?
馬 場:やっぱり温かいクリスマスでした。地味だけど落ち着いて「ああ、いいなぁー」という感じで。もともとのスケジュールや場所も途中で変更したり、足を伸ばしたり。
サカキ:どこがよかったですか?
馬 場:ぼくはベルリンとチューリッヒのクリスマスが好きかなぁ。街でいろいろ特徴があって、面白いですよ。パリはギャラリー・ラファイエットやボンマルシェのようなデパートのウィンドウディスプレイは好きだなぁ。また、シャンゼリゼなどいわゆる「街」のクリスマス。チューリッヒは街のイルミネーションがきれいでした。シンプルだけどワクワクするような。モントルは行政が主導しているようなちょっとベタな感じのクリスマス。食べ物がカワイイ。ローザンヌはECAL(ローザンヌ美術大学)があるので、アートでデザインのクリスマス。学生のさまざまなアイディアに感嘆でした。ジュネーブは街ごとイルミネーション。通りが面白かったです。ベルリンはマーケットが面白ろかったです。そしてクラクフはノスタルジーがそのまま残っているシンプルで時代に関係ないクリスマス。
玉 田:こんなクリスマスいいなぁ。写真だけでもワクワクする。
サカキ:ほんと、クリスマスまで待てませんね。
玉 田:まずは5月、クリスマスの展示会「BATOMA CHRISTMAS」に行ってみましょう。
サカキ:そうですね。今日はまずはシャンパンでも飲んで気分だけでもクリスマスに…。
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