オープン時から丸の内ハウスのマネージャーの玉田泉さんはハウスの隅の隅まで知り尽くす、丸の内ハウスの顔。
今日も私サカキが玉田さんと一緒に飲み歩きます。
玉 田:もう街はクリスマスだね。
サカキ:寒くなってきましたね。丸の内仲通りがキラキラして夜はロマンチックですね。
玉 田:今日は丸の内のイベントを仕掛けている三菱地所プロパティマネジメントの小久保さんとランチ。
小久保:玉田さん、お疲れ様です。ハウスは相変わらず人が多いですね。いつもは夜にお世話になってます。
玉 田:マルキューブ(丸ビル1階)のスケートリンクがスゴイね。羽生くんとも写真撮っちゃった。
小久保:さすが早いですね。クリスマスのイベントはいつも世界初・アジア初・日本初、丸の内発ということをキーワードに考えていて、スケート界の世界一の羽生くんとなんかできないかなぁって考えたんです。
サカキ:この間の300点超えはすごかったですね。
玉 田:私も身震いしちゃった。
小久保:コラボするにあたって、羽生くんからスケートをもっと身近に感じてほしいということと、東北支援の一貫でやりたいというリクエストがあって、スケートリンクの利用料の一部を東北復興支援活動に寄付しています。またソチオリンピックのショートプログラムで使われた「パリの散歩道」のライティングショーもあるのですが、一緒に演出プランを考えたりしました。大会の合間で、トロントで打合せをしたり。
サカキ:だからすごいのですね。
玉 田:またベンチアートも面白いね。ラグビーの五郎丸さんのベンチアートもニュースで見た。
小久保:ベンチアートはもともとこの丸の内の仲通りとロンドンのボンドストリート等の通りが姉妹ストリートとして提携した時に、何かできないだろうかと考えて、ボンドストリートにあるチャーチルとルーズベルトがベンチに座る像をヒントにしたのです。丸の内のいろいろな場所に11体ありますので、ぶらぶら周ってみるのも面白いですよ。ちなみに私は夏目漱石のベンチアートが好きです。置いてある場所と夏目漱石が合っていて。
玉 田:小久保さんのイベントはほんと話題になりますね。いつもイベントのことを考えているのですか?
小久保:こうだったら面白いだろうなと考えてます。でも成功したことを繰り返してはダメだと思うのです。すぐに古くなってしまって。逆にイベントが話題になったら次の年は別なことをしないといけないと思っています。丸の内のイベントを見た人が「面白いなぁ」とか「楽しいなぁ」とか「幸せ」という気持ちが残るようなこと、記憶に残るようなことをしようと。
玉 田:ほんと、そのとおりだと思う。イベントで幸せな気持ちになったり、もしかしたら人の人生がかわったり。再来年は丸の内ハウスが10周年だから、何かそのようなこともやりたいと思っている。
小久保:そうですね。新丸ビルも10周年。何か一緒にプランを練りたいですね。そうそう、最近リアルなイベントだけでなく、アプリもつくりました。
サカキ:どんなアプリですか?
小久保:「東京・丸の内 江戸散歩」というアプリなのですが、丸の内の江戸時代の街なみや古地図が見れるのです。さらに江戸時代から続く老舗の紹介や、江戸知識も満載です。英語版もあるので、外国人の方にも人気です。
玉 田:これはすごい。江戸の食事を紹介するのも面白いね。
小久保:さらに違うネタもいろいろ考えてます。
サカキ:楽しみですね。クリスマス以降で面白そうなイベントってありますか?
小久保:まだ話せないことが多いので内緒なのですが、玉田さんだけには…。
玉 田:ええー!すごい。
サカキ:何ですか、何ですか?
玉 田:その時までのお楽しみ!
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