今回のゲストは、タレントで女優のYOUさん。自然体で美しいルックスと、髪型からファッションに至るまでの独特なスタイル、そして甘く愛らしい声色が印象的な彼女は、存在そのものが女性の憧れの的だ。テレビ番組で繰り広げられる辛口のトークが人気を博している。タレントとしての活動はもちろん、女優業での功績も目覚ましく、母親役で出演した映画『誰も知らない』はカンヌ国際映画祭へノミネートされ、キネマ旬報助演女優賞を受賞した。近年は雑誌『Numéro TOKYO』で連載を持つほか、自身のファッションブランドを立ち上げるなどファッションリーダーとしての一面も。そんな彼女の仕事観や、プライベートでの過ごし方について話を聞いた。

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YOUさんは何かと丸の内ハウスと関わりがおありですよね。

「何度かイベントでお邪魔させていただきました。HOPE AND LOVEのイベントでも、雑誌『Numero Tokyo』の連載の延長版という形で、河原シンスケさんとトークをさせていただいたり。プライベートでお酒を飲みにきたこともあります。知り合いの顔も見られるし、朝まで営業しているから嬉しいですよね」

モデル、ミュージシャンとしてキャリアをスタートさせて、タレント、女優としてもご活躍されていますね。

「ここ数年は、ずっと同じ調子でやっています。自分のキャリアについては、他に出来ることがなくてここにたどり着いた、という風に思っていて。３年に１回くらい飽きがくるんですけど、そういうときは、旅をしたりして気分転換しています。若いときは、旅先での刺激を求めていましたね。最近は、パリに行くことが多いです。芸能生活のはじめに音楽のお仕事をやらせていただいた経験は、部活動をやっていたという感覚で捉えていて、それからこれまで、本当にさまざまな機会をいただいてきたことに感謝しています。女優業は、みなさんに求めていただけるのなら変わらずやらせていただきたいですね」

今のお仕事のスタンスは気に入っていらっしゃいますか？

「気に入っています。これからも楽に楽に、という姿勢で、ゆるーくやっていきたいですね。バラエティ番組への出演も楽しくやらせていただいています。ドラマと違い集中力と瞬発力が必要になってくるお仕事ですが、私はそこが好きで。私が出来ることを、まわりが求めてくださる限りは、頑張り続けていきたいと思っています」

ノースリーブがお似合いで、素晴らしいプロポーションを保たれていますね。肌もきれいですし、ビューティ面ではどんなことを気遣っているんでしょうか。

「前は結構トレーニングとかしていたんですけど、今は全然しないですね。ちょっと運動すると筋肉がついていきやすくって。ダイエットというほどのことはしていないけど、夜は炭水化物を食べないようにしているかなあ。お酒を飲んでいるから、そんなに要らないんです。あと、マッサージにいったり。いつも決まって頑張ってることなんてなくって、もうそのへんは、ぐちゃぐちゃ（笑）。寝られるときに寝て。日に焼けるのは苦手だからそんなに外に出ない、とか（笑）。撮影があるからって前の日にマッサージしても浮腫んじゃったりするし。美容って変に力みすぎちゃってもうまくいかないんですよね。色々と気軽に考えて、ストレスを溜めないことかなあ。そんな感じなので、ビューティに関して頑張ってることってそんなになくて、いつも同じ感じで過ごしています」