(marunouchi) HOUSE

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VOICE 24. | 2014.December | ILMARI

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Text_Hiroshi Yamamoto

 

 

 

今回のゲストは、リップスライムのMCのみならず、テリヤキ・ボーイズにDJ活動、映像作品の監督、はたまた渋谷・松濤にある「LIL’RIRE CAFE」のプロデュースまで、多岐にわたる活動を続けるイルマリさん。丸の内ハウスでは、ときにDJとして参戦している彼にとって、この場所はどのように映ったのか。普段は「渋谷界隈が中心」というイルマリさんが語る、アーティストとしての丸の内ハウスの存在意義。

 

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「ビジネス街ですからね、やっぱり大人な街ですよ。サラリーマンがいて、品の良いOLさんがいて、街並みも美しい。僕のようにヒップホップの世界で育ってきた人間には無縁の世界。だからこそ新鮮ですし、訪れるたびに新しい発見がある。実際、足を運ぶ機会が増えたのは、丸の内ハウスができたおかげだと思います」

 

 

 

初めて丸の内ハウスに訪れたのは2007年のオープニングレセプション。

 

「丸の内ハウスの総合プロデューサーを務める山本宇一さんにお誘いいただいて、ですね。ネクタイ締めて、ジャケットを着て、僕なりの丸の内スタイルでお邪魔したのを憶えています(笑)。渋谷、青山、表参道とも違う、品の良さというか、上品な装いを意識させるエネルギーが丸の内にはあるんですよね。アップグレードしに来ている感じ」

 

 

 

 

その後はDJとしてのイベント参加に加え、プライベートで訪れることもあるという。

 

「『週末は丸の内でお買い物』なんて、言葉にするだけで格好良いじゃないですか。大人っぽいというか(笑)。でも、本当に来る機会が増えたんですよ。撮影で使われることも多いですし。丸の内ハウスに立ち寄って、ご飯食べて、お酒飲んで、みたいな。あと海外在住の友人を丸の内ハウスに案内すると、とにかく評判が良いですね。スナックもあってバーもあって、和食もあってお洒落なカフェもあって、音楽も聴けて、景観も美しい。しかも、共用部を織り交ぜながらすべてが連動するようにワンフロアで構成されていて、開放感があって居心地も良いんですよね。三宿から出ようとしないリョウジ君(リップスライム)でさえ、『行ってみたい』と言ってましたからね(笑)」

 

 

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