「新田桂一×冨沢ノボルの革新的コラボレーション」
ファッションフォトグラファーの新田桂一さんとヘアメイクアップアーティスト・冨沢ノボルさん。それぞれのフィールドで日本を代表する二人展「DOUBLE EXPOSURE」が丸の内ハウスで開催された。新田さんの写真に、冨沢さんが後からヘアメイクを施すという通常の工程とは逆の革新的なコラボ展を記念し、新田さんがライブで撮った写真に、モデル自身がメイクをするという斬新なワークショップも実施。カルチャーの発信地としての丸の内の顔を体感できる一日となった。
連休まっ只中の日曜、丸の内ハウスにはカップルやファミリーが続々と来場。 新田桂一さんがライブで撮影した写真を、被写体になった人自身がメイクアップ(デコレート)するという新しい試みに会場は大盛り上がり。 冨沢ノボルさんにアドバイスを受けつつ、リボンやビーズなど何十種ものアイテムを使い、思い思いにデコする姿は大人も子供も真剣そのもの。 時間を過ぎても終わらない中、完成作品を手にした参加者は、笑顔で会場を後にした。
本邦初のコラボ展を手掛けたお二人は―。
新田「撮った写真を額装して渡し、フィニッシュアップを冨沢さんにお願いしたんですが、自分の写真が冨沢さんのフィルターを通って新たな作品になったのが興味深いですね」
冨沢「普段は立体にメイクするので、平面とはかなり違ったけど、面白い作品になりました。僕は常々、メイクはもっと自由に遊んで楽しんでやった方がいいと考えていて、このイベントでそれを表現できたと思います」
二人のコンビネーションと丸の内ハウスが新たなクリエイションを生み出した。
カメラマンに写真を撮ってもらうのは生まれて初めてという男の子。「場所が面白いです。この空間でイベントをやっているのも意外でした」(お父さん)。「記念になるし、デコレーションアイテムがいっぱいでとてもかわいくできました」(お母さん)。
4歳の女の子と1歳の男の子の兄弟は神奈川県から。思わず笑っちゃう、パパ+ママ作のアートな男の子の小悪魔メイクと、女の子のプリンセスなデコが対照的(左)。KIDSの真剣な表情に注目!
3Dの吹出しやエクステ、スタンプ、スパンコール、デコペンなど冨沢さんが自由な発想で選んだ100以上のデコレーショングッズがスタンバイ。セレクトに迷ってしまうほど。
朝から夕方まで丸の内ハウス特設スタジオでSHOOTINGする新田さん。冨沢さんのアドバイスを受けながらモデルさんたちは思い思いのデコレーションをしていく。
ネイルも気軽にチェンジ
「ネイルをファッションとして楽しもう」というコンセプトの人気ネイルブランド「VlliVlli(ヴリヴリ)」 のショップもオープン。『DOUBLE EXPOSURE』の作品をネイルラップにアレンジした、オリジナルのネイルラッピングを提供。